
さ〜いよいよ冬ですね

そんな天気のことを喋っているラジオを聴きながら、夏のスーツのままの俺は寒さを噛みしめながらの駅から家への帰り道、ふと空を見上げると、しっかり「冬の夜空」でした。

冬の夜空って、夏より水蒸気が少ないせいか、すっきり☆が見えますよね。
俺の車には、上の娘が小学校で支給された教材の、「星座早見盤」を常備しています。
ちゃんと○年○組 ○○○○って書いてあるヤツです。
これが非常に役立っていて、波乗りに行った海で、星が綺麗に見えたら、この星座早見盤を取り出して、星を眺めています。
星座早見盤の使い方って知ってます?
まず、星を見る月日と時間を、回転盤の目盛りを動かして合わせます。
そして、星座早見盤によっては、観測地の経度を調整できますから、観測地の経度のぶんだけ回転盤を動かして補正します。
(基本的には日本標準時の明石の経度である東経135度に合わせてあります。)
次に、方位磁石で方角を確かめ、星座早見盤を空に向かってかざした状態で、自分の向いている方向が下になるように星座早見盤を持ちかえ、星空と見比べます。
(方位磁石が無くても、北斗七星とかカシオペア座とかオリオン座など、わかりやすい星座に、向きを合わせたら、それでOKです。)
明るい星を目安にして、星座を探すポイントを定める(冬ならシリウスを見つけて、その右上のオリオン座の右肩のペテルギウス、左上のこいぬ座のプロキオンという冬の大三角形など)。
そしてその目安の周囲から、少しずつ範囲を広げていく。
古代の人っていったいどんな想像力をもって、てんでバラバラに並んでいるように見える夜空の星を、こんな風に星座に見立てたんだろうって不思議に思う世界が、目の前に展開されます☆☆☆
星座早見盤を見ながら、夜空の星を見つめていたら、不思議とその星座の姿が見えてくるから不思議です

ただ星座早見盤の周囲にある星座(南の星座)は、星座の形が崩れて実際の星座とは似ても似つかない形になっています。(さそり座がわかりやすい例です)
そこは、自分の想像力で、しっかりイメージを修正してください

星座早見盤は、今の星空を知るって使い方以外に、
「天体の出没時刻、方位を知る」
「天体の南中時刻、高度を知る」
「恒星時および天体の赤緯・赤経を知る」
「太陽の天球上の位置を知る」
「薄明開始・終了時刻を知る」
「観測地点の経度を知る」
「現在の時刻を知る」
という使い方も出来ます。(ただし星座早見盤によりますが)
星座早見盤を選ぶときは、紙製のものより、出来ればプラスチック製のものを選んでください。
紙製だと夜露ですぐにボロボロになりますよ。
蛍光塗料とかで描いているのがありますが、それはほとんど役に立ちませんから選ぶときには、そんなこと気にしなくて良いです。
星を見るときは、地面に寝転がってがベストです。
夏は、虫除けの心配だけしていたらいいけど、冬は、徹底的に寒さ対策が必要です。
マットを引いて、その上に寝袋とかブランケットとかを被って寝転んで。
カイロとかしっかり身につけて。
温かい飲み物を用意しておいたら、速攻に効果的に身体を温められますよね

俺なら、ポットに熱燗かお湯を入れての焼酎のお湯割で良いんです

女性なら、ポットのお湯で梅酒のお湯割とか、ホットワイン


なんでそこまでして星を見るのって突っ込まれそうな気がしますが、そこまでやっても冬の夜空は一見の価値有るよ

俺らサーファーって、意外と夜空をいつも見上げているねんなあ

(夜中に激走


さ〜て、明日から、冬のスーツ(ビジネススーツのことね)に衣替えしよっと
